そろばんとは?

日本のそろばん ローマ時代のそろばん 中国のそろばん
日本のそろばん ローマ時代のそろばん 中国のそろばん

そろばんはとてもシンプルな計算道具で、木のフレームに珠がワイヤーをスライドする形で構成されています。そろばんの起源は不明で、様々な文化で似たような道具が使われていました。

テクノロジーが発達したこの時代になぜ再び「そろばん」が注目され始めているのか?答えは簡単。イメージ計算の方が断然「速い」からです。

近年、脳の研究によって分かって来たことがあります。それはイメージ計算は機会を使うよりも5~10倍速いということ。そろばん上級者の脳波を調べた所、「イメージ脳」で知られる「右脳」の動きが大変活発であることが分かりました。数字をそろばん玉の「イメージ」に変換し、計算することで、左脳、右脳、双方に働きかけ、またそのプロセスを加速することによって、更に脳の働きを活発化させることができるのです。

「右脳」には秘められた数多くの能力があります。高速計算力、瞬時記憶力、多言語力、自己治癒力等。そろばんは、普段使われずに眠ってしまっているそれらの能力を引き出すもっとも有効な方法の一つなのです。

そろばん vs 電動計算機

1946年11月12日、日本のそろばんを使う松崎喜義氏と、電動計算機を使うアメリカ陸軍兵士Thomas Nathan Wood氏のコンテストが東京で開かれました。コンテストでは、足し算、引き算、掛け算、割り算、そして4つを組み合わせた混合問題で、スピードと正確さが競われました。結果、そろばんが4勝1敗で、電動計算機は掛け算で1勝しました。

この対決を伝えた日本の新聞は「文明がよろめいた」と伝え、アメリカのスター・アンド・ストライプ新聞はそろばんの圧倒的な勝利を「機械の時代が後退した」と伝えました。